2023年 12月 20日
フクロウの巣箱を設置
今年の実習では、学生の宿舎周りでフクロウの目撃例が多くありました。鳥類班の調査では、宿舎の裏にプラスチックの浅いバットを置いて水場を創出し、利用する鳥類をセンサーカメラで観察していたところ、フクロウが最大3個体写るほどでした。
そこで、次の繁殖期に向けて、宿舎裏の学校の敷地内にフクロウの巣箱を設置することにしました。
興味のある1・2年生が集まり作成することに!
学校で事前にみんなで打ち合わせをして、完成のイメージを持ちながら現地に向かいました。現地で材料を購入して作成に臨みます。
一枚板に線を引いて切り出していきます。
半日以上かけて、巣箱を2つ作成しました。しっかりした出来栄えです。入口には発泡スチロールをセットし、フクロウの利用状況がわかるようにしています。
巣箱のセットも時間がかかりましたが、数時間で無事終了。設置した樹木の根本には哺乳類が登れないように波板を設置しています。ただ、樹林の上部は枝が多いため、隣の木の上から渡ってくる可能性があります。
2つの巣箱の距離が近いので使用するなら1つだと思いますが、学生共々、フクロウが利用してくれるのを願っています。
ちなみに、この日は良い天気で日の出と富士山がとてもきれいでした。
また、合間に燻製をしてみんなで楽しみました。
来年が楽しみです。
(ぎわ)