2016年 6月 14日
空の漁師
前回「カワセミのトイレタイム」を投稿した2年の岡田です。今回は同級生(僕の鳥の師匠)の樋口君と一緒に撮影した「ミサゴ」を紹介します。ミサゴは大型の猛禽類で、主に海や川などの水辺に生息しており、1年を通して見られます。
猛禽類といえば小型~中型の哺乳類や両生爬虫類を主に食べるイメージがあると思いますが、ミサゴは魚食性でほとんど魚しか食べません。ボラやアユなど中型~大型の魚を主に食べています。
狩りはまず、獲物を探すところから始まります。猛禽類はとても目が良く、視力は人間の約8~10倍もあると言われており、遠くの獲物も見ることができます。獲物を捕らえる方法には大きく分けて2つのパターンがあります。1つは、止まっている所からそのままダイビングして捕まえる方法と、もう1つは上空を旋回中に魚を見つけた後、ホバリングをして狙いを定めてからダイビングする方法です。どちらの方法も、水しぶきをあげて魚を鷲掴みする様子は迫力満点です!
捕まえた魚を運ぶ姿は、まるでミサイルを積んだ戦闘機のようです。今回私たちは、都内にある野鳥公園に行き、撮影をしてきました。残念ながらダイビングの写真は撮れませんでしたが、捕獲したボラを運ぶ姿や食べるところを撮影出来ました。
すごく格好良いですよね!!この他にもアオアシシギやヨシゴイの若鳥、カワセミやオナガなどが見られました。
今回は食べている所しか撮影出来ませんでしたが、これからもっと多くの場所へ行き、多くの鳥を撮り、ここで紹介していきたいと思いますので、期待していて下さい!!
(1枚目:樋口撮影、2-6枚目:岡田撮影)