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2023年 1月 20日

日光白根山は雪だらけ

冬山って生物が少ないためあまり楽しめないように思われます。しかし冬は冬で楽しいものです。東京みたいに積雪がほぼない場所で生活している私には単純に雪の中を歩くのだけでも嬉しくなります。

今回は日光湯本温泉スキー場から入るルートで登っていきました。最初が急登なのでこれがきついですね。とりつきの尾根を登り稜線に出ると朝日と男体山が出迎えてくれました。先に歩いている方がいるみたいで、既にトレースがあります。

朝日と男体山
既にあるトレースを辿って歩く

最初は視界良好でばっちり遠くまで見れるくらいだったのだが、前白根山に登った頃には、ガスが立ち込めてきてどうしようか迷っていました。しかも風が強くて寒い。

ガスガスの前白根山山頂

先に進むか考えているとガスが晴れてきました。今日は雲が流れているようでガスったり晴れたりとしており、問題なさそうなので日光白根山まで行くことにしました。日光白根山の途中の稜線ですが、最高の天気ですね。

日光白根山の稜線からの景色、左の湖の右上が前白根山

ここまで来たらもう少しで山頂です。白銀色の世界が綺麗すぎる。途中に奥白根神社がありましたが、カチコチの状態です。

右が日光白根山山頂
奥白根神社

日光白根山山頂からの展望。めちゃくちゃ疲れましたが、素晴らしいの一言です。ただ寒いので早々に立ち去ってしまいました。気温が低く、天候が安定していたためか、奇跡的に【ダイヤモンドダスト】が見れました。動画だとただの霰に見えますが、自分の眼で見ると太陽に照らされきらきらして超キレイです。

日光白根山山頂の展望

疲れていたため帰りは無心で歩いて戻りました。前白根山の展望が回復していたので記念に撮影。

帰りの前白根山山頂、右が日光白根山

冬山は夏山と違う楽しみがあります。ただ、めちゃくちゃとてもものすごく疲れます。そのため夏山のコースタイムの2倍とかで想定した方がいいと思います。今回はトレースがほぼ最後までついていたので登り切ることが出来ました。前を歩いていた方々に感謝です。

また、この日の気象庁の最高気温は1.7℃。観測場所は奥日光(約海抜1,290m)。日光白根山が標高2,578mなので、だいたい-5~6℃くらいですね。風が強いと樹木が揺れていたりしたので、気象庁の目安を見ると風速10m以上あったかもしれません。なので、時間や風速によっては-20℃を下回る時があったかもしれません。冬山ではこれくらいの気温が普通かもしれないので、登山を考えている人はしっかり装備を整えて臨みましょう。

(ぎわ)

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