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2016年 6月 17日

ヨタカの縄張り争い

こんにちは!自然環境保全学科野生動物保護管理コース二年の樋口です。今回は増穂実習で記録されたヨタカについてご紹介したいと思います。

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ヨタカは初夏に東南アジアなどから繁殖の為に渡ってくる夏鳥で、主に夜活動し飛びながらガなどの昆虫を食べます。宮沢賢治の童話「よだかの星」にもその姿は描かれていて、かつては身近な鳥であったと思われますが、営巣環境である裸地の消失や越冬地である東南アジアの生息環境の悪化などにより、今ではなかなかその姿を見ることができなくなってしまいました。

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増穂実習では6~7年前に昼間の目視及び営巣確認がされていましたが、その後の調査ではほぼ毎年鳴き声は確認されているものの、目視や営巣確認はされていませんでした。しかしなんと!今回の実習ではオス同士の縄張り争いと思われる行動を長時間に渡り観察することができ、鳥好きの自分としては心臓が口から出そうになるくらい興奮しました。

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第1回の増穂実習を通じて、鳥(専門分野)に関する知識はもちろんのこと、新たに植物や昆虫などといった他の分野に挑戦することで、一見関係無かったようなことも実は見えない所で繋がっていたりすることが分かりました。また、調査や生活面を通じて改めてチームワークの大切さや情報の共有が重要だと感じました。この反省を活かして、今後の実習も頑張りたいと思います!

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