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2024年 9月 30日

夏の思い出③(岩菅山、田ノ原湿原など)

こんにちは、引き続き1年のI藤とM浦が担当します!

この日のプログラムは、登山チームと自然観察チームに別れて、行われました。

登山チームは、岩菅山・裏岩菅山を登り、自然観察チームは、田ノ原湿原や上信越高原国立公園などを巡り、植物や虫を観察しました。

まずは登山チームのI藤です!

岩菅山は標高2,295m、日本二百名山の一つになっている山です。

登山開始。とても天気が良く、山頂から見える景色を楽しみに、わくわくしながら登ることができました。

最初は川に沿って歩きました。雨の後でしたが、水がとても綺麗でした。

登り始めはシラカンバが多く見られましたが、川を渡ると針葉樹林に変わりました。針葉樹は幹が太いものが多く、森の歴史を感じられました。

「ノッキリ」という場所まで行くと、頂上までもうひと踏ん張りです。

頂上がばっちり見えると、ついに来た!という思いになり、早く登りたくなりますが、思っているより距離があるので気をつけたいところです。

岩菅山の頂上付近の地面は、ガレ場になっており最後の最後で集中力が必要でした。下の人へ落石をしないよう注意しました。

大きな岩がゴロゴロしているところでは、全身を使って登りました。初めてヘルメットがないと怖いなと思いました。つまずいたりしたら、麓までコロコロ転がっていきます。

頂上に到着。前日までの天気が嘘だったかのように晴れており、北アルプスもしっかり見ることができました。空の青と山々の緑が素晴らしいです。

頂上での景色を堪能した後、裏岩菅山を目指して再び歩き始めました。

裏岩菅山は標高2,341mで、岩菅山の頂上から稜線を歩いていきます。道が狭く、景色を見たくても道を外れて落ちてしまいそうでよそ見ができません。稜線を歩くのはとても気持ちが良かったです。

稜線から見えた景色

裏岩菅山頂上到着。岩菅山から50分ほど歩きました。裏岩菅山の頂上は、360度周りを見渡すことができ、どこを見ても心が綺麗になった気がしました。

裏岩菅山から見た岩菅山

私は学校に入学するまで登山経験がありませんでしたが、今回のプログラムで登山の魅力に気付くことができました。

岩菅山は、ガレ場・岩場が多く終盤がとても大変でした。しかし、頂上に到着した時に見た景色が写真では伝えきれていないくらい最高で、達成感がありました。

山々の景色と達成感は登山でしか味わえないことなので、これからも楽しんでいきたいです。

続いて、自然観察チームのM浦です!

こちらのチームでは、先生に車で色々な所に連れて行ってもらい、自然観察をしました。

最初に訪れた田ノ原湿原は、標高1610mの高所にある志賀高原の自然探索コースの途中にあります。
木製の遊歩道があり、ワタスゲやレンゲツツジ、アヤメなど季節ごとにいろいろな植物が見られます。

車で次の場所に向かう途中、標高2,172mの日本国道最高地点にも立ち寄ってもらい、絶景を見ることも出来ました!

上信越高原国立公園の中にある「木戸池」は、滋賀山の西に位置する小さな湖沼であり、国道292号線沿いにあります。綺麗な湖面に白樺の木々や、白色の「木戸池温泉ホテル」が映り、絶景です。ジブリ映画の中に出てきそうな景色で、凄く素敵でした。

行く先々で出会うチョウ類がどれも本当に綺麗で、私は今までチョウ類を特別好きでは無かったのですが、今回の志賀高原プログラムをきっかけにチョウ類の魅力にハマってしまいました!

ヒメシジミ
ミヤマモンキチョウ
コヒョウモン

私は、元々登山チームに参加するつもりでしたが、体調面を理由に自然観察チームに参加することにしました。

岩菅山に登ることが出来ず悔しかったですが、先生達のおかげで1日も無駄にすることなく、楽しく自然から学びを得ることが出来ました!

自然観察をする中で、黒姫実習の時よりも確実に植物の名前を覚えてきていることを実感し、より植物を学ぶモチベーションが上がりました。

今回の夏休みの志賀高原プログラムで学んだ事を、黒姫実習でも活かしていきたいです。

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夏の志賀高原プログラムの思い出、最終回です。

M浦さん、I藤さん、ありがとうございました!

(みず)

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