2020年 7月 3日
Marvelous 櫛形山
実習で使用する機材の運搬などで増穂実習場に足を運びました。季節は初夏から夏に向かっていますが、実習場は標高が高いので6月初旬くらいの陽気で涼しい環境でした。久しぶりに実習場へ行ったので、現状把握のためにも櫛形山に登ってみました。けっして趣味や興味本位では無く、実習場の把握のために登りました。けっして・・・。
櫛形山の登山道ではコアジサイが咲いていました。葉や花が小さいので、覚えやすい植物です。道中ではキビタキやミソサザイなどの他にエゾハルゼミがよく鳴いていて生物たちは活発でした。
今回は櫛形山の山頂に向かわず、アヤメ平に行きました。ちょうど開花したあたりなのか、数本開花しているアヤメが見れました(登山道側に咲いていました)。シカの食害などにより激減したようですが、ちらほらと見ることは出来ます。
他にもグンナイフウロ・ミヤマキンポウゲ・テガタチドリなどが咲いていました。
鳥類もまだまださえずり中でした。鳴き声を録音してみたのでTOP画像やアヤメ平の風景をイメージしながら聞いてみて下さい。
アヤメ平では、アオバト、アマツバメ、コゲラ、カケス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、アカハラ、ルリビタキ、サメビタキ、ビンズイ、クロジを確認できました。音声に含まれていない鳥もいるので、音声にはどの鳥の鳴き声が入っているか考えてみましょう。
櫛形山を一言で例えると?という問いに、水島先生は「Marvelous(とても素晴らしい)」と答えていただきました。まさにそんな山でした。
(ぎわ)