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2023年 8月 30日

夏の思い出②(火打山)

こんにちは、1年のA木です

前回に引き続き夏休み中の登山プログラムについて書いていきたいと思います。今回は、火打山登山のおはなしです。

火打山での主な目的は、ライチョウを観察することでした。ライチョウとは、国の特別天然記念物で、日本で見られるのは一部の高山帯のみです。名前の通りに雷が鳴るような悪天候の時に活動するとも言われています。それは、天敵を避けるためです。そのため、遭遇確率はかなり低いのです。 標高の高い火打山だからこそ見られる素敵な高山植物がたくさんありました。

オオバミゾホオズキ

ミヤマキンバイ

ヨツバシオガマ

ツマトリソウ

サンカヨウ

しばらく歩くと、高谷池ヒュッテという山小屋に到着!   こんなに山奥にあるのに施設やトイレはとても綺麗に管理されていました。

この日はたまたま、山小屋への資材搬入を行っていた為、ヘリコプターを近くで見ることも出来ました。

標高2100mほどのところにある、天狗の庭と呼ばれる湿原です。少し雲がかかっていますが、水面に映った火打山がとても綺麗でした。

7月ごろはハクサンコザクラ、サンカヨウ、キヌガサソウ、ワタスゲなどが開花しています。10月ごろにもなると、紅葉が綺麗に見えるそう…。秋にもぜひ訪れてみたいです。

雪が積もっているところもありました。ここから先がライチョウに会えるかもしれないエリアです。果たして無事出会えるのでしょうか…!

山頂に着くまでにライチョウに会うことは出来ず…

しかし、頂上からの景色は絶景でした。

ここで食べた昼食は、登り切った達成感と素敵な景色とでいつもより数倍美味しかったです!

写真は撮れなかったのですが、アマツバメ、ホシガラスを観察することができました。鳥好きの先輩がとても嬉しそうにしていたのが印象的です。また、カメノコテントウという大きなテントウムシがたくさんいました。

今回は残念ながらライチョウに会うことは出来ませんでしたが、火打山で見られる植物や景色は素晴らしいものばかりでした。登山経験があまりない私でも楽しみながら登ることが出来ました。ライチョウを観察すべく、また挑戦してみたいです。時期をずらして、今回とはちょっと違った火打山を見てみるのも楽しそうだなと思います。

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素敵な思い出。

来年の夏はどこに行こうかな。

(みず)

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