唐松岳～五竜岳でライチョウに出会った次の日、雨飾山に登った。

雨飾山（あまかざりやま）は、妙高戸隠連山国立公園の西端に位置する素敵な名前の山。雨乞いの山という話もあり、以前から気になっていた。

嘘か本当か、僕は雨男だ。

ただ、その力が年々弱まっている気もしている。このままでは駄目だと思い、雨飾山に行くことにした。

雨でも面白いと思っていたけど、この日はとても良く晴れていた。

雨飾高原キャンプ場から登り始める。最初は木道が続く。

登山道の途中には、400mごとに目印の看板がある。

このコースでは急登が２回。はじめはブナ平までの急登。

ゆっくり登っていくと、ブナの森に。ちなみにブナ平は平らではない。

しばらく進むと荒菅沢に着く。ここは景色がきれい。

この先は再び急登。頑張りましょう。

急登を登りきると、山頂が見えてくる。

笹平まで来ると、日本海が一望できる。

この日はどこも展望が素晴らしかったけど、日本海が一番印象に残った。

山頂が近づいてきた。いい感じ。

３回目の黒姫実習で登る黒姫山も見えてきた。

山頂の下はお花畑が広がっている。

山頂に到着。山頂からの展望が素晴らしい。

昨日までいた後立山連峰が見える。

去年、学生達と登った火打山も見える。

雨飾山北峰には石仏と祠が並んでいる。

並んで日本海の方を向いている。

ここで、僕に雨の力が再び蓄えられるように、お願いしてきた。

日本海からの涼しい風に包まれて、エネルギーをフル充電できた気がした。

次の実習が楽しみだ。

さて、帰ろう。

山頂から笹平の道をみると、女神の横顔に見えるそう。

とても良い山でした。

（みず）