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2025年 4月 13日

春の陽気に誘われて公園に出かけてみました

厳しい寒さや冷たい雨の日が続いた2025年の春。
ようやく暖かくなった4月中旬、春の陽気に誘われて近くの公園に出かけました。冬から春に移り変わるこの時期は、公園の遊歩道沿いでは桜の花びらが新緑に映え、林内ではサザンカ類の絨毯が楽しめます。個人的にお気に入りの季節です。

満開の桜もきれいですが、花びらが敷き詰められたように見えるこの時期も魅力的です
赤が映えるサザンカ類の株元。

開けた草原はもちろん、日差しが差し込む明るい林内では、草本類が一斉に開花します。セイヨウタンポポのなかで存在感を示していたシロバナタンポポ、近づくと艶やかな花をつけているシャガ、遠くからでも近くで見ても鮮やかなショカッサイ。春の生命力を感じさせてくれます。

シロバナタンポポ。この空き地では半分以上の株がシロバナタンポポでした。
半日陰から日陰で群生するシャガも、近づいてみると花は艶やか。
ショカッサイの群生。春らしい明るい花色で、遠くからでも目を引きます。
ショカッサイの花。紫と黄色のコントラストがきれいです。

草原ではヤマトシジミ、モンシロチョウ、ベニシジミが確認できました。春型の個体は夏型よりも繊細な印象を受けるためか、普段は気に掛けることも少ない小型のチョウもこの時期に見かけるとなぜか嬉しくなります。

ベニシジミの春型。夏型よりもオレンジ色の翅が緑に映えます。

林内では、オナガ、シジュウカラ、アオジ、ウグイスと、公園の常連たちに出会うことができました。ウグイスは水浴びに夢中になっていて、全身をこんなにじっくり撮影できたのは初めてでした。

水場の近くにやってきたアオジ。エサを探したり、近くの枝に飛び移ったりと、じっくりと観察させてくれました。
水浴びをするウグイス。気持ちよさそうに羽を広げたり、バタつかせていました。

この翌日から天気は再び崩れてしまいました。次に公園に行った時には、生き物たちはどんな姿を見せてくれるのでしょうか。     (吉)

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