2017年 4月 29日
春の身近な生きもの観察会オープンキャンパスを開催しました
2017年4月29日に、拡大版オープンキャンパスとして、「春の身近な生きもの観察会」を開催しました。
当日は多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
オープンキャンパスの最初は教室にて、都市における生態系についてレクチャー。都市公園に足を運ぶ前に、簡単な予備知識をお伝えしました。
校舎から歩いて数分のところにある、猿江恩賜公園(さるえおんしこうえん)に着いたら早速生きものを見て回ります。
トチノキ。ちょうど花をつけていて、ハチがせっせと花の蜜を集めていました。
このトチノキの上を見てみると、木の幹に穴が空いています。実はこの穴、コゲラというキツツキの巣穴なんです。巣の住人はお留守だったので、コゲラの姿は図鑑でご説明。
双眼鏡の使い方のレクチャーも踏まえて、カモを観察。キンクロハジロという名前の由来も、実際に双眼鏡つかってこのキンクロハジロをじっくり見ながら実感してもらいました。
続いてはホトケノザという、長さ2センチほどの小さな花をつけている草について。このホトケノザはゴマ粒よりも小さい種をつけますが、この種には秘密があります。
ホトケノザはアリの力を借りて種を遠くまで運んでもらうという、植物と昆虫の不思議な関係があります。
このオープンキャンパスでは、2時間ほどの時間をかけて、前述の生きもの以外にも多くの生きものを観察していきました。
身近な都市公園にも、多くの生きものが生息していること、そしてそれぞれの生きものの不思議についても実感してもらいました。
TCE 東京環境工科専門学校では、多彩な内容で毎月ピックアップイベントを開催します。
5.20(土) 自然の仕事ひろば
6.17(土) 野生動物リハビリテーション特別講義
と内容盛りだくさんです!
興味のある内容、もしくはご都合の良い日程をお選びいいただき、ぜひ当校のオープンキャンパスにお越し下さい。
みなさんのご来校をお待ちしております。
イベント申し込みはこちら オープンキャンパスページ