2020年 8月 3日
季節の変わり目
今年もついに8月になってしまいました。1週間くらい前にはうちの周辺でメジロやホトトギスのさえずりを聞きましたが、最近はめっきりさえずりを聞かなくなりました。そんなわけで、さえずりを楽しむ季節は終わりを迎えて、渡りを見る季節に近づいています。
渡りといえばシギ・チドリ類ですが、種類によってはすでに始まっています。シギ・チドリ類の渡りは成鳥から始まるようで、今からなら夏羽の鳥たちを見ることが出来ます。しかし、6月から渡りしているとはシギチはシーズンが長くて観察は大変ですね。
●参考バードリサーチブログ:前線シギチ秋 -シギ・チドリ類の秋の渡り初認調査-
数日前にシギチを見たくて三番瀬に行きました。今年は潮干狩りが禁止なので、干潟には数人しかいませんでした。1時間程度観察していましたが、種類・個体数はまだ少ないですね。TOP画像のダイゼンやカワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、メダイチドリ、ミヤコドリ、キアシシギ、オバシギ、ウミネコの10種を確認できました。夏羽を見れるのは嬉しいです。
【キアシシギ】
【オバシギとメダイチドリ】
水田でもシギチを見れるので、自粛をしているような方でも遠出をせずに探せます。田んぼは稲刈りの後でないと探すのは難しいです・・・。先日、時間を掛けても全然見れずでしたが、唯一タカブシギを見れて嬉しかったです。タカブシギも夏羽ですね。
【水田を歩いていたタカブシギ】
新しい季節へ移り変わってきました。毎月楽しみを見つけて鳥を観察していきましょう。
(ぎわ)