2012年 5月 22日
19期生 春の綱島実習
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
今年は自然環境保全学科の1年生を対象に春の綱島で実習を行いました。いつもの植生
管理の実習ではなく、水生生物の採集・観察と昆虫採集の基本を学ぶ内容です。
まずは水辺の実習から紹介します。こちらは基本的には例年通りのプログラムで、胴長を
はいて生き物を採集したり、投網の練習をしました。教員にとっては毎年の光景ですが、
学生達は初めての経験となるので、みんないい顔をしています。
また事故防止のための安全講習も受けられるので、至れり尽くせりのプログラムです。
TR Net のみなさん、いつもありがとうございます!
さて、昆虫採集プログラムは今年が初の試みとなりました(いつもは黒姫実習地で行って
います)。子供用の虫採り網ではなく、きちんとした採集用の網、三角缶、殺虫管を手に
した学生は見かけはいっぱしの調査員(?)です。
でも、捕虫網の使い方や、採集したチョウを三角紙に入れるのに悪戦苦闘する姿はとても
初々しいです(笑)。
そして最後はみんなで採集したサンプルの種同定です。簡単な図鑑しかないので種名まで
調べることは難しいですが、だいたいのグループまでなら見当が付きます。
さすがにこれだけのメニューをこなすと、まる1日かかりますが、学生達は目を輝かせながら取り
組んでいました。 (吉)
東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp