2011年 11月 19日
鶴見川流域での実習2011 その2
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
作業の前に流域を一望できるポイントまで移動し、鶴見川源流ネットワークの皆さんに
源流域の管理がどのような意味を持つのか、自然保護だけでなく治水の観点からの説明を
してもらいます(作業の意味を理解するためにも、この説明がとっても大切!)
その後、今回の作業エリアで草抜きを開始します。注意点はアレチウリを選択的に除去し、
コセンダングサは種子を拡散させないように株を残したまま、その他の植物を抜きます。
抜いた植物は除去せずにその場に寝かしておきます。これは明るくなるとイネ科の種子が
発芽し、余計な作業を増やすことになりかねないための工夫です
途中で怪しい行動をしている怪しい二人を発見!もしかして一人は教員?(彼らの名誉の
ため目線を入れておきました)
次にエノキの稚樹を植えます。エノキは近くのギャップで自然に育った実生の株を利用
しています。移植した後は、株の谷側に土を持って土手を作り水やりをします。
そして最後は管理エリアの周辺に広がるアズマネザサとの格闘です。こんなに大きな
ネザサの群落は見たことがありませんが、人海戦術でみるみるうちに作業は進みます。
それでも、1日ではとてもとてもすべてを除去することなど出来ませんでした
作業終了の時間となり、みんなで記念撮影をして本日の作業は終わりとなりました。
慶應の岸先生、源流ネットワークのみなさま、お世話になりました! (吉)
身近な自然の管理も大切!
東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp/