(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
平成22年7月10日、晴れ渡る空の下、
見沼たんぼ首都高ビオトープにいってきました。
これは、首都高速5号池袋線に接続する、見沼たんぼ地区を通る
首都高速さいたま新都心線の高架下に整備されたビオトープです。
3年ほど前に整備が完了しており、現在は育成期間という事で、
一般の方の立ち入りはできませんが、今回特別に当校学生の
学習のために立ち入らせてもらいました。
まず、管理担当の方から「見沼たんぼとは?」、「そもそもビオトープとは?」、
「なぜここにビオトープを作るのか」などといった、レクチャーを受けました。
その後、さまざまな場所の見学をして、今回のメイン作業、ネズミモチの移植を行いました。
うちの学生の作業の早いこと...
ビオトープは柵で囲われています。写真右側はたんぼです。
あんまり作業が早いので、予定していなかった、マコモ、ヨシ、フトイといった、
水生植物の移植も行いました。
このビオトープに移植している植物は、すべて在来の植物で、
見沼たんぼ近くから採集したものばかりです。
種を採集して、苗を育て、自然に生えたように見せるため、
すべて場所を指定して植木屋さんに植樹してもらったりと、
気の遠くなるような、なかなか手の込んだ仕事をしています。
今はまだ、植えた木も小さく、草は勝手に生えてきた帰化植物ばかりですが、
在来の希少なタコノアシが生えてきたりと、見沼たんぼのもつポテンシャルを
感じさせるものでした。
今後も、経過を見るため、またこのような機会を持てるように、
働きかけをしていこうと考える、引率した教員(よ)でした。
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東京環境工科専門学校