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2005年 12月 19日

西表-ユツンのジャングル

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

西表島は人が近づきにくいジャングルが島のほとんどを占めています。ハブほど攻撃的ではありませんが、サキシマハブという毒蛇が普通に生息し、ヒルも多いところです。今回卒業生の安田恵子4期生の案内で、ユツン川(橋の欄干にはユチンと表示されている。ユは魚のことで、この川の河口にはチヌがたくさんいたことから、「チヌのたくさんいるところ」という意味)上流にある滝を案内してもらいました。
その日は小雨がちらついており、ジャングルの中はめがねが曇って歩き難かったですが、オオタニワタリの着生した木にハブカズラが絡みついていたり、樹間をオオコウモリが飛んだりして、いい雰囲気でした。2時間半ほどで着いた滝には普通のツワブキのほか、葉の形の変わったリュウキュウツワブキ風のものやベコニアなどが生えています。ツワブキの変異については、私の1週間前に西表に行っていた☆野先生に解説してほしいところです。
写真はジャングル内の市河三英氏(自然研上席研究員)と安田恵子4期生(総合地球学研究所西表分室・嘱託職員)。安田さんは卒業後7年にわたって西表の植物を勉強し、今では西表の植物調査には欠かせない人材に育っています。
ほか滝・ツワブキなど。(Ku.Ma.)

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