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2020年 8月 17日

葛西臨海公園探鳥

こんにちは、2年の野本です。先日、BD組の鳥類班で葛西臨海公園探鳥を行いました。BD組の探鳥はこれが初。

当日は厳しい暑さでバードウォッチング日和とは言い難かったですが、探鳥を開始。

鳥類園を目指し歩いていると、下の池の木陰にいるゴイサギとハクセキレイを発見。どちらも若い個体のようで、ハクセキレイは色が薄く、ゴイサギは「ホシゴイ」とも呼ばれる羽毛の状態でした。少し奥に目をやるとアオアシシギが忙しなく歩き回っています。早速、季節モノを観察できました。

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鳥類園では日陰のデッキから下の池を見下ろしながら観察ができます。池付近ではコチドリやコムクドリなどの夏鳥を見ることができました。コムクドリの群れにオスがいなかった事が少し残念。9月に行われる予定の増穂実習で是非とも観察したいです。

西なぎさに向かう途中、上の池から東なぎさ方面に飛ぶヨシゴイがほぼ真上を飛んでくれました。速く飛ぶ鳥ではないのですが一瞬の事だったため、あまり観察が出来なかったのが悔やまれます。更に、ヨシキリの仲間がカマキリを咥えて東なぎさの方へ飛んで行きました。鳴かなかったため、オオヨシキリなのかコヨシキリなのか同定できず、勉強不足を痛感。

西なぎさから東なぎさを観察すると、無数のウとカモメ類が羽を休めていました。その中から鳥類園に書いてあった「今日観察された種」のダイシャクシギ、ホウロクシギ、オオソリハシシギを探します。スコープで入念に見ていくと、ダイシャクシギとホウロクシギらしき鳥を発見。遠いせいで正確な同定は難しかったものの、長く湾曲した嘴を観察出来ました。

最後に地元バーダーに教えてもらったクロツラヘラサギを観察し、園内を回って探鳥を終了。

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夏鳥や旅鳥は比較的観察できたものの、一般的な留鳥がまるで観察できなかったのが残念です。また、鳥にあまり詳しくない班員へ同定のポイントをフィールドで確認しなかった事が反省点。

これから秋の渡りが最盛期になるため、次回の探鳥会はより多く観察出来ることを楽しみにしています。

観察種 計30種 (未同定3種含む)

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—-

暑い中での探鳥はこたえますね。しかし、野外で皆生き生きとしている姿を見れて良かったです。東なぎさけっこう遠いのに見つけていて、鳥への愛を感じました。

(ぎわ)

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