2011年 11月 14日
秋の虫
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
最近はカメラ片手に出かけても、バッタ・キリギリス類の姿を見る機会が多く
なってきました。
まずはクビキリギス。こいつは成虫で越冬するのでこの時期の常連です。大顎が
よく発達することで有名です。見てください、この顎を。こんな大顎をしている
ので肉食と間違われやすいですが、実はベジタリアンです
他にはホシササキリなど小型のキリギリス類が目立ちます(そろそろ終わりかも)。
写真はウスイロササキリです。ホシササキリよりはちょっと大型ですが、全体に
体の色が薄く透き通るような印象を持ちます
ツユムシも忘れてはいけませんね。街中で見ることが出来るツユムシと言えば
他にはセスジツユムシ、アシグロツユムシといったところでしょうか?これら
3種の区別は結構微妙だったりします(特にツユムシとセスジツユムシ)。
この他にもたくさんの直翅類がいますが、1.5cmくらいと小さいために見落とされ
がちなカネタタキを紹介します。どこにでもいるんでしょうが、探した時に必ず
見つかるとは限りません(なんせ小さいですから)
そして最後はバッドエンド。アオマツムシで締めくくります。強力な外来種です。
今では各地で普通になってしまい、日本の秋の風物詩?になってしまいました。
一番よく見かける常連かもしれません (吉)
東京環境専門学校
http://www.tce.ac.jp/