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2005年 12月 6日

沖縄の自然-やんばるの森とハブ

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

沖縄北部やんばるの森は米軍の北部訓練地が存在することもあり、野生生物の生息環境が残された貴重な地域です。ヤンバルクイナをはじめヤンバルテナガコガネやケナガネズミ、イボイモリ、リュウキュウヤマガメ等々特異な生物が棲んでいますが、同時に毒蛇ハブの存在も見逃せません。
以前在校生に「雑木林に持っているあなたのイメージを聞かせて下さい」と言ったところ沖縄出身の学生は「入ってはいけないところ」と答えました。近年でも年間100件くらいの咬傷事故が発生しており危険な生物ですが、ハブがいることで野放図な山への立ち入りが制限されている現実もあります。「ハブと米軍に守られるやんばる」という現実です。
このハブは1.6mほどの個体で、北部の林道脇に丸まっていました。1mほど手前で気がついたから良かったものの肝を冷やしました。こうした林道脇で咬まれるのが一番多いんだそうです。ヤンバルへ行く人は、咬まれないための心構えと、咬まれたときの応急処置を頭にたたき込んでくれぐれもご注意下さい。(Ku.Ma.)

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