2015年 9月 28日
樹木医補 第一回特別実習をおこないました
先日、ブログ内でもお知らせしましたが、当校は、樹木医補資格 養成機関に認定されました。
そこで去る9月26日、早速一回目となる樹木医補関連特別実習を行いましたので、少しその様子をお伝えしたいと思います。
今回の実習内容は、庭木の剪定や整枝、誘引の方法や挿し木の方法の基本を学ぶというものでした。
午前中は講義で剪定、整枝、誘引方法の基本を学んだあと、実際に学校前の花壇のトキワマンサクやユキヤナギの剪定を行いました。
剪定の経験が初めてだった学生も多く、少しおっかなびっくり切っているようでしたが、この夏、伸び放題だったトキワマンサクも、すっきり!ただし少しまだらになってしまっているのはご愛嬌・・・。
そして午後は、挿し木の方法を学びました。
こちらも挿し木に関する基本を講義で学んだあと、剪定したトキワマンサクの枝を使って挿し穂を作り、自分達で植えました。基本の挿し穂の作り方以外にも、挿し穂に取る枝の部位を工夫してみたり、葉の数をあえて多くして作ってみたり・・・。(基本的に挿し穂は葉の数を少なくして作ります)
実際にトキワマンサクを挿し穂する時期とは少しずれていますが、果たして無事に発根するでしょうか?
土挿し以外にも水挿しで発根するか試している学生もいます。こういう実験的な実習は楽しいですね。結果は約2ヵ月後です。こう、ご期待・・・!
樹木医補関連 特別講義では、今後も樹木の病気の診断や、挿し木以外の栄養繁殖の方法、農薬に関することなどについて講義を行っていく予定です。
(土)