2020年 7月 15日
植生調査実習 in FM多摩丘陵
先週、日帰りで実施した植生調査実習のご報告
場所は東京農工大学が管理するフィールドで、多摩丘陵南部にある『FM多摩丘陵』です
一般公開はしていない場所ですが、今回許可をいただき日帰りで実習を行いました
はじめに星野先生から、多摩丘陵全体の概要や現在でも里山景観を保っているこの場所がかつて薪炭林として利用されていたことなどの説明を受けました。
道々で星野先生が植物を解説してくれましたが、様々な植物が生育しており時間がいくらあっても足りないくらいでした
草地になっている場所では、植物社会学的調査法(Braun-Blanquet(1964)の優占度階級)を用いて植生調査を学びました
調査範囲内の植物を全種調べます
同定が難しい植物は星野先生が特徴等を丁寧に教えてくださいました
季節の花も咲いていたり咲きそうだったり
途中雨に見舞われましたが、学生たちは最後まで集中して実習に臨んでいました
(石)