(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
みなさんこんにちは!
いや~関東も梅雨入りして
ジメジメとした季節になりましたね~。
さて、今回は増穂実習地より保全科必修プログラム
「植生管理」の様子を報告します!
当校実習林は、増穂町21世紀の森づくりの一環として、
間伐の遅れたヒノキ林に間伐(一部皆伐)を施し、
下層植生や中層植生を発達させ、健全な針広混合林へと樹種転換し、
森の生物的多様性を確保しつつ、環境学習やレクリエーション等、
公益的機能と良質な木材の生産を目的としております。
今回の植生管理プログラムでは、
町道拡張予定地より林縁部の広葉樹実生苗を採取し、
昨年度施工した*丸太筋工*エリアに移植しました。
さらにシカの食害から苗を保護するために
「畑中式シカ除けテープ(ジグザグテープ)」の実験を行い、
来年度(現在の一年生が)植樹するエリアに
土留めとして筋工を施工しました。・・・写真はその様子です。
*丸太筋工*とは、間伐材や枯木・枯枝を利用して山腹の崩壊や土壌流出を防ぐ工法であります。
果たしてシカの食害からこの苗たちは護れるのであろうか?
シカよりも心無い山菜取り(ヒト)が心配です。
(上)
東京環境工科専門学校