2020年 5月 15日
新生活役立ち情報~お料理編~
新入生のためのブログ第3弾
新生活役立ち情報~お料理編~です。
いま皆さんは、実家で家族と、とか、東京に出てきて一人暮らしをしているなど、
様々な過ごし方をしていると思います。
そのなかで、毎日の食事はしていますよね。
そう、生活には「食べること」が絶対に必要です。
これは実習でも同じこと。
TCEでの実習は、学生の皆さんで食事を作って、それを食べてもらっています。
実習では「食事が作れる」というのは大きなアドバンテージです。
この時間を短縮できれば、ほかの時間を有効に使えますからね。
さて、今日は定番のカレーライスを作るときの「3つのコツ」を紹介します。
カレーの作り方は「実習の心得」にもありますが、
それとはちょっと違う詳しい作り方を書きましたので、
学校開始までにぜひ作ってみてください。
「1時間」で作り終えることを目標にやってみましょう!
まずは、その「3つのコツ」。
1.材料は大きさをそろえて切る
2.材料は炒めずに水から煮る
3.ルーは火を止めてから入れる
この3つに気を付けてみましょう。
ひとつの鍋で作る料理は、片付けもラクチンだし、
フッ素コーティングの炒め鍋で作れば焦げ付きの心配も少なく、
初心者にもってこいです!
それでは、作ってみましょう!
1.よく手を洗う。
食中毒対策として、非常に重要です。
コロナ対策でよく手を洗おうと、いろいろなやり方が紹介されています。
ピコ太郎でも、嵐でも、きらきら星でもよいので、キチンと洗いましょう。
あとはこれ。「3月のライオン」作者が描いたもの。
目にした人も多いのでは?
2.ごはんを炊く準備をする。
カレーから始めると、出来上がった時に『ごはん無い・・・』となりますので。
大半の人が家庭では電気炊飯器でしょうから、タイマーをセットしましょう。
(実習では50人分を楽に炊ける、大きな釜で薪を使って炊きます!お楽しみに!)
3.材料は大きさをそろえて切る。
大きく切ると煮えるのに時間がかかります。
3cm角くらいがよいかと。
今回はニンジンと、ジャガイモが新じゃがなら皮はむかずに作ってみましょう(ちゃんと洗ってね)。
お肉には、軽く塩を振って下味をつけます(めんどくさかったらやらなくてもオウケイ)。
今回はわが家の冷蔵庫にあった、鶏むね肉を使用。
4.鍋に材料を全部入れる(水も)。
ここがいつもと違う点!
通常は肉を炒めてから、野菜を入れてさらに炒めて、
水を入れて~という流れですが、ここでは省略です。
水の量はカレールーの箱に書いてあるとおり入れること。
少なければ後で足すのはできますが、多すぎは絶対にダメです。
ジャガイモの煮崩れが嫌な人は、ここでは入れないでおいておきます。
水を200㏄くらい減らして、トマト缶を入れてもおいしいよ。
5.水が沸騰するまでは蓋をして中火~強火で、そのあとは弱火。
蓋がなければしなくてもよい。
弱火にしたら、2分おきくらいに軽く混ぜる。混ぜないと均等に火が通らなくなります。
4.でジャガイモを入れなかった場合は、沸騰してから入れて、再度沸騰したら弱火にします。
6.ニンジンとジャガイモが煮えたら(沸騰してから15~20分)火を止めて、5分くらい冷ましてからカレールーを入れる。
ルーが溶けるまでゆっくりとかき混ぜる。
7.再び火をつけて、中火でとろみが出るまで煮る(5分くらい)。
沸騰したら弱火にして、へらを鍋底に押し付けるようにしてゆっくりかき混ぜる。
必ず味見をして、とろみが強すぎたら、ここで水を少しづつ足して調整する。
味が足らないと思ったら、塩を足してみる。
できあがり
カレーは悪くなり(腐り)やすいので、食べ残したらその日のうちに必ず冷蔵庫へ入れましょう。
小さな鍋に移し替えて冷蔵庫に入れれば、次の日そのまま火にかけることができます。
また今度食べようということであれば、保存用のポリ袋(ジップロックとか)に入れて冷凍すれば、
しばらく保存できます。
冷蔵庫への入れっぱなしは、食中毒のもとになる菌が繁殖する可能性があるので気を付けて!
詳しくはコチラ
「3つのコツ」の
1.材料は大きさをそろえて切る
は、すべての調理に共通して言えることなので、覚えておきましょう。
今日は野菜炒めを作りたい。といったときも、「もやし」を入れるならば、
ほかの食材ももやしと同じ大きさにすると、火の通る時間が大体そろいます。
みなさん、学校が始まったら作ってみた感想を聞かせてね。
お花の写真は「アヤメ」です。
(よ)