2015年 8月 26日
授業風景紹介~昆虫標本作製~
昨日、昆虫標本作製の授業を行いました。その様子をご紹介します。
標本とは、主に研究用にデータをとれるよう、保存できる形式に処理を施したものです。昆虫などでは見た目の美しさから、なかには鑑賞目的に作られるものもあります。昆虫標本の作製方法は、昆虫の種類によってもいくつかありますが、今回は、蝶と甲虫での方法を学び、実際に自分達でも作製しました。
作製方法のおおまかな説明のあと、学生のなかですでに作り方を知っているT.T君、S.T君がお手本を見せてくれてから、いよいよ自分達で標本作製開始です。
標本にする昆虫は、第2回目の黒姫実習にて自分達で採集したものです。蝶は少し数が足りなかったので、T.T君、S.T君が夏休み中に別途採集してくれました(ありがとう!)。
↑展翅(蝶の標本作り)の様子
↑とても細かい作業なので、みんな集中、集中・・・。
特に蝶の羽根はとても壊れやすいので、絶妙な力加減が難しいのです。
学生達はいつも以上にとても楽しそうに活き活きと取り組んでいました。中には虫が苦手な学生もいますが、そんなことはこの学校で活動をしてるうちに平気になってきてしまいます。
↑完成。このあとはしっかりと乾燥させます。
乾燥後の作業は次回の授業で・・・。
このようなことを授業で経験できるのは、やはりこの学校ならでは、ですね! (土)