2006年 7月 20日
屋久島の植物2 ヤクスギ・ヒメシャラ・リンゴツバキ
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
屋久島といえばヤクスギ。紀元杉より車道を少し上がった道際にある川上杉です。2枚目はちょうど胸高あたりから上の幹です。でかいですね。
標高1100メートルを超えるこのあたりは、まさにスギの生育適地で、倒木や崩壊でできたギャップにはすぐにスギがはえてきます。道路際の小崩壊地には見事にスギが生え揃っていますが、新芽はシカに食べられて頭が丸くなっています。
森の中に赤っぽく写っているのがヒメシャラ。これも屋久島の森を特徴付ける樹木のひとつ。ツバキ科の植物であることを物語る花が登山道に落ちていました。
ツバキといえば屋久島ではリンゴツバキ。ヤブツバキの変種で実がリンゴのようにでかくなります。
これから実が育ちますから、夏に屋久島に行く方はぜひ探してみてください。びっくりです。(Ku.Ma.)