2009年 12月 8日
多摩動物公園実習
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
アップが遅くなりましたが、
11月27日(金)晴れ渡る空の下(おぅ、鶴見川のときと同じ始まりかた!)、
多摩動物公園へ2年生の校外実習に行ってきました。
今回は、いつもの場所で穴掘り三昧でした。
オランウータンたちのスカイウオークの下、湧水の流れる谷戸の整備です。
ホタルのえさになるカワニナがうまく定着するよう、池を2ヶ所掘り、
水が流れるように川底の枯葉や泥をさらい、帰化植物を抜き、余計な
草を刈りました。
写真の1、2枚目は通称上の池、3枚目の写真の奥側に見えている池です
(分かりづらいけど)。
その3枚目は、草刈をしている学生と、それをみるオランウータンたち、
そして、そのオランウータンをカメラに収める来園者の方々です。
4枚目は通称下の池。以前整備しましたが、水のたまりが悪いので
今回作り直しました。
ちょっと掘って、小川のごみさらいをするだけで、どんどん水が流れてきます。
一見荒らしているように見える写真ですが、1年もせずに落ち着き、
昆虫などが結構集まるようになります。
実習に来る日程は限られているので、ちょっと来ないとすぐ水が流れなくなりますが、
多摩丘陵のもつ、ポテンシャルとでも言うんでしょうか、少し手を入れるだけでかなりよくなります。
世界的に、生物多様性の保全が叫ばれていますが、日本では、多摩丘陵のような
いわゆる「里山」の保全が重要なものと捉えられています。
せっかく残っているところを少しでも良くして、長く楽しめるようにしたいものです。
この日は紅葉がきれいだったな~
~Heal the world~
MJロスに陥っている(よ)
東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp