(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
平成22年7月2日、晴れ渡る空の下、
2年生対象に、多摩動物公園でのビオトープ実習が行われました。
前回はひたすら草刈をして、植生管理につとめましたが、
今回は、といいますと。
やっぱり草刈です。
ただ闇雲に草刈をするだけではなく、きちんと観察してから草を刈ります。
草刈するときは、在来の植物で、有用な物だけ残すようにするので、
観察しながらおぼえてもらいます。
ここはさすがの2年生。
どんどんおぼえていきます。
オカトラノオ(サクラソウ科)
野に咲く花(山と溪谷社)によれば、花序(花の集まり)をトラの尾に見立てたもの。
と、あります。
花序の先端が、ぴょるっとはねる所がカワユイ!
あとは、とにかく刈る刈る刈る。抜く抜く抜く。
帰化植物とアズマネザサをメインに、
背の高くなるヨモギなどを抜きまくります。
草刈をしなかった湿地のほうでは、
こんな植物も花をつけていました。
チダケサシ(ユキノシタ科)
野に咲く花によれば、食用キノコのチチタケ(別名チダケ)を、
この茎に刺して持ち帰ったことによるそうです。
草刈した後の写真は、つまらないのでナシ!
(よ)