2020年 4月 30日
増穂実習 生きものクイズ 番外編-その6-
4月も終わりを迎えてきています。気温も安定してきて過ごしやすい日が始まりつつあります。
増穂実習生きものクイズ番外編その1からその5まで鳥類のクイズを出題してきました。今回のその6ではカエルのクイズをします。カエルと言っても写真ではなく、鳴き声のクイズです。
番外編 第37問
水辺の近くでなくとも家の近くで聞こえることもあります。家の壁であったり、樹上など高いところにいることもしばしば見られ、英名もそれに由来しています。
番外編 第38問
今の時期では鳴き声を聞くことは難しいです。場所にもよりますが、産卵の時期は何百個体も池に出てくるようで、その光景は蛙合戦とも言われています。2,3月には学校近くの猿江公園でも見ることができ、小林先生は個体数を数えています・・・まめな方です。
番外編 第39問
ちょろちょろとした沢で鳴き声を聞きます。鳴き声の付近を探しても、岩の隙間などで鳴いているのでなかなか見つかりません。増穂実習では5月によく鳴いています。
番外編 第40問
里地里山では水田で聞く機会が多いです。鳴き声を頼りに探してみますが、土の中で鳴いていることもあり見つからないことがあります。今、ちょうど鳴いている種ですね。種名と学名に同じ単語が使われています。
番外編 第41問
樹林に囲まれている池や水田で見かけますが、地域によっては開放的な水田にいることもあるとか。第40問より低音で鳴いています。国指定の天然記念物になっている繁殖地もあります。
番外編 第42問
止水ではなく流水で繁殖するため、河川沿いで活動や移動しているとこの鳴き声が聞こえてきます。流水に生息しているのでオタマジャクシの時には、口が吸盤状になっており、石などに張り付いています。
その6でカエルの鳴き声を出しましたが、意外と鳥類と関係もあります。鳥類の鳴き声を覚え始める最初のころは、まず鳥・カエル・虫の鳴き声の判断が難しかったりします。そのために鳥以外の生物の鳴き声を聞いておくだけでも識別が容易になってきます。鳥もカエルも虫も興味を持って観察していきましょう。
今回で番外編は一旦終わりとなります。それではまた。