2020年 5月 22日
増穂実習 生きものクイズ 番外編シーズン2 -その5-
今週は番外編を続けてきましたが、これで5回目になります。シーズン1を含めて重複した種を除くと鳥類は70種くらい出題してきました。日本で鳥類は600種以上確認されていますが、同じ地域(観察地)なら四季を通じて100種届くか届かないかくらいが観察できる種数だと思います(環境の多様さで変わります)。このクイズで出題した種+50種くらい自分で覚えられれば鳥の世界が広がるので調べてみて下さい。
番外編 第38問
冬季は平地でもよく見られますが、夏季はほとんど見られません。嘴が太いのは種子を食べるためであり、この種が属してる科の特徴です。動画に鳴き声も入っているので確認してみましょう。
番外編 第39問
今の時期は、河川敷や放棄耕作地などにあるヨシ原などの高茎草地でさえずりが聞こえています。似ている種もいますが、そいつらがいたら貴重な情報です。「行行子」に似てるけどちょっと違うさえずりが聞こえてきたら別の種を調べてみましょう。
番外編 第40問
太くて黄色い嘴が特徴です。冬季には平地でも見られることがあり、色合いから発見すると嬉しい鳥です。繁殖期は山地で見られますが、その時に聞くさえずりが特徴的です。
番外編 第41問
赤色と黒色の体色と鳴き声がきれいな鳥類です。和名は鳴き声からきていますが、それを知らなければ誤解をしてしまう名前です。メスに赤色は無いですが、オスの赤色の範囲は亜種によって違います。
番外編 第42問
上流のある程度大きな河川に生息しています。水に潜って水生昆虫などを採餌しています。雪が降るような地方で、冬に潜って採餌している姿は見ているこちらも寒くなります。
番外編 第43問
見れると嬉しい鳥です。夜行性なので夕方から活発に動き出します。黄色の虹彩(この写真だと分かりづらいですが)と体下面の縦斑が特徴です。
番外編 第44問
細長い体と長い尾羽が特徴です。和名は鳴き声からきているのですが、山野に行く機会が減った現代にこの種の和名を考えると違う名前になるのかもしれませんね。
番外編 第45問
標高の高い場所などで繁殖しています。樹木の高い所でさえずりするので発見しやすいです。上面の緑褐色がきれいな鳥です。
計5回の番外編はいかがでしたか。鳴き声も姿も見応えのある鳥にハマってみてはどうでしょう。鳥は明け方が活発なので、頑張って起きて明け方から観察すれば、昼夜逆転して生活リズムを崩してしまった人は元に戻るかもしれません。
これで番外編は終了です。皆さん番外編の解答も準備をしておいて下さい。