2020年 5月 20日
増穂実習 生きものクイズ 番外編シーズン2 -その3-
本日の番外編は、池や湖沼の他に水田などで見られる鳥類になります。シギチドリの識別は難しいので入りづらいですが、全部を知らなくても普段でも見かける可能性のある種類や特徴的な種類を覚えておくと興味が湧いてくるかもしれません。
番外編 第20問
赤い嘴が特徴的です。
番外編 第21問
この種が属する科の中で最小の大きさです(日本に生息する種類)。響くような鳴き声が茂みの裏からでもよく聞こえるので、存在が分かりやすい鳥です。
番外編 第22問
黒い体色に白い額板が目立ちます。この種は足にカモやウのような指趾の間の全面に水かき(蹼足:ぼくそく)はありません。しかし、指にヒレのような水かき(弁足:べんそく)が付いている。弁足は哺乳類のカワネズミにもあり、収斂進化ということが分かります。
番外編 第23問
この写真は成鳥だが、幼鳥は褐色のある全体に白斑が点在しているので、それを星と例えられている。また、この種の和名は「平家物語」に関係しています。私は読んだことがないのでどこのページで関係があるか分かりません。興味のある人は調べてみて下さい。
番外編 第24問
長い脚が印象的です。基本的には旅鳥なので、春と秋に見かけることが多いです。
番外編 第25問
この種の仲間は見分けが難しい種類です。しかし、この種は白い部分が肩まで食い込んでいるという特徴がある鳥です。礫地などがある河川敷では生息している可能性があるので探してみましょう。群れてはいないので、生息していても見つかりずらいですが。
番外編 第26問
黄色の嘴に上面の灰褐色と赤い虹彩が特徴的です。この種も脚の長さが目立ちますが、下の写真のように幼鳥の頃は脚が短いようです。体も小さいですが。
番外編 第27問
外見からの識別はかなり難しい種類です。しかし、他の種類に比べて、体の大きさに対して嘴の長さが長いのが特徴です。
番外編 第28問
この種も旅鳥なので、春か秋に見かけるのが普通です。派手なのがオスというのが鳥では普通ですが、この種の仲間はメスが派手になるという珍しさがあります。
池や湖沼の他に水田で見られる鳥類を出題しました。今回は会う機会の少ない旅鳥を含めてしまいましたが、もしかしたら増穂実習で見れるかもしれないので、覚えておいてください。そして実習中に見かけたら教えて下さい。見たいです。