2019年 8月 5日
増穂実習(水生生物班)
水生生物班は河川源流域から市街地の中流域まで調査します。
苔むした森の中を流れる河川源流域
イワナやヤマメなどの渓流魚が生息しています
抽水植物が豊富で、淵や瀬が連続する中流域
多くの水生生物が確認されました
3面がコンクリ護岸された市街地の中流域
少数の水生昆虫のみの確認にとどまりました
実習場周辺では数少ない止水域
この溜池は抽水植物や浮葉植物が繁茂し、多くの水生昆虫が確認されました
カワヨシノボリ(メス)
ニッコウイワナ
未成魚、とくに仔稚魚の同定は中々難しいのですが、学生たちはみるみるうちに見分ける精度が上がっていきます
カワゲラやトビケラなどの小さな水生昆虫も重要な調査対象
現場での同定が困難な種は実習場に持ち帰って顕微鏡で同定しました
調査中はウェーダーとライフジャケットを身に付けます
気温の高い中、学生たちは汗だくでしたが最後まで集中して調査にのぞんでいました。
(石)