2019年 7月 10日
増穂実習(哺乳類班)
2回目の増穂実習が終了しました。
哺乳類調査班は尾根や谷筋など様々な場所を踏査し、痕跡(フィールドサイン)や直接の目視により生息している哺乳類を確認します。
木の根元に転がっているクルミの食痕。
奥がアカネズミの巣かな・・
脱落したニホンジカの角(5月)
学生がアナグマの巣をみつけました
この班は調査対象の一つにアナグマを設定しているので、すかさず自動撮影装置を設置します
樹上で食事中のニホンリス
去年隠しておいたクルミを食べていたようです。
獣が歩いてくる音がしたので隠れて待っていると、数頭のイノシシが・・
こちらに気づいたようです・・
けれども少し距離もあったので静かに通り過ぎていきました。
フィールドでの大型哺乳類との出会いはいつも緊張します。
長時間の踏査が多く大変でしたが、野鳥やエゾハルゼミの鳴き声が響く森を根気よく歩いていました。
(石)