(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
増穂実習では,教員の食事も含めて,学生が交代で作ってくれます.学生が実習の
出発前にたてた献立に沿って作るのですが,一度に数十人の食事を作るのは想像
以上に難しく,悪戦苦闘しています.ご飯を炊くのも,おかずを混ぜるのも,写真を
見てもらえば分かるように大仕事です.
実は,この食事を作ることにも,いかに効率よく,工夫して作ることができるかを考え
させるという目的が隠されています.なにより食材がどのくらい必要かを考えるだけでも
大変な作業です.調理師として働いていた経験のある教員がいるからこそ出来ること
ですが,こんな経験は滅多に出来ることではありませんし,数十人の飯を作ることが
出来るというのも当校ならではのユニークな特技といえます.もちろん,失敗することも
ありますが,その失敗の原因を考えて,改善することが出来るようになるということも
実習の目的の一つです.
最後の写真は,学生が作ってくれた努力の結晶を美味しそうに頬張る教員たち.
学生は濃密な実習スケジュールで疲れていると思いますが,学生も教員も,にこにこ
笑顔が並んでいます.これも増穂実習の風物詩の一つです (吉)
東京環境工科専門学校