(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
一昔前であれば,どこででも見られた身近な生き物なのに最近はめっきりと見なく
なった・・・そんなことを教員(吉)は最近よく感じるようになりました.今日は,増穂実
習地の近くでみかけたちょっと懐かしい生き物を紹介します.
晴れた日の午後,カサカサッと音がするので注意して足下を見ていたら,立派な
サイズのニホントカゲの成体がひょっこりと姿を見せてくれました.教員(吉)が子供の
頃を過ごした大阪では,カナヘビとともにどこででも見かけたものでしたが,今は東京
では見る機会が減ってしまったように思います.実際に少し検索してみると,各地で
生息地保護の必要が指摘されているようで,本当に驚きました.
ニホントカゲは民家の石垣の隙間などでよく見かけた記憶がありますが,最近では
石垣そのものが減ってしまいましたし,都会ではそもそも餌となる昆虫も少なくなって
います.便利になった都会での生活の代償として,身近な生き物が姿を消しつつある
現状を寂しく思います. (吉)
東京環境工科専門学校