2006年 2月 16日
台湾の話(4)
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
屋台の野菜編です。庶民の買い物の場として市場の屋台は重要な位置にあり、夕方には特ににぎわうようです。野菜には山東菜や白菜などのアブラナ科の青菜に何種類もあり、タカナ・コブナ・カイラン(茎を食べる)などもあります。日本ではなかなかお目にかかれないものとしてはササゲのつる、クズイモ(マメ科の根塊)などが見られました。ニガウリやヘチマ、エンサイ、マコモなどは日本でも食べられるようになってますね。石垣島で栽培されているオオタニワタリの新芽も売られていました。オオタニワタリの手前の赤いのはなんだかわかりません。
近年は日本からヤマイモが売り込まれ、八百屋の冷蔵庫には北海道産の箱が有り、なんだかうれしくなりました。
油で揚げているのはトウビシ(大きなヒシの実)で、カットしたものを甘い衣でくるみおやつ風に食べます。揚げるとき衣で角をつけ、ヒシの実のように仕上げるのがポイントです。(Ku.Ma.)