2006年 4月 17日
ペリットの作製者
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
新年度が始まると忙しくてかないません。
インドネシアはスラウェシ島のオオコウモリです。この前のペリットはこの人たちが作ったのではないかと思われます。昼間このような農村地帯の木々にぶら下がっています。日中は30度を越える暑さですからぶら下がったオオコウモリは翼手で体を扇いでいます。夕方から飛び出し、夜間果実(クワ科イチヂクの仲間の野生種や、栽培マンゴーなどの果樹)を食べています。
ここにいたオオコウモリは2種と思われます。黒いのがクロオオコウモリ(かな?)。もう1種がセレベスオオコウモリ(かな?)、と考えていますが、この地域には6種ほどのオオコウモリがいるらしく、きちんと調べないと正確にはわかりません。
生息する量は大変なもので、こんな樹が200メートルくらいにわたって続いていました。この道だけでなく外にもだいぶいるようです。(Ku.Ma.)