2006年 6月 2日
ビバークスタイル5: ツェルトスタイル
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
黒姫実習のシークレットプログラム 『ビバーク』 の様子を写真を交えて紹介していきます。
ビバークスタイル5: ツェルトスタイル(ツェルト=簡易テント)
テーマ:『安全に夜を過ごすために』
利 点:1.雨・風・虫に対して高い保護力がある。
2.顔の部分には少し空間を作り、圧迫感を和らげる。
3.構造がシンプルで設営しやすい。
欠 点:(ビバークをする上では欠点は無い)
考 察:ブルーシートを用いたビバークでは、このブルーシートをツェルト=簡易テントと
して利用する方法がもっとも適切です。このツェルトを設営する際のポイントとして
① 頭部を太めに、脚部は細めに丸める。無駄な空間はなくし、かつ圧迫感を最小限に抑え、
とっさの時にはすぐさまブルーシートから抜け出せる。
② 地面にもブルーシートを敷く。これにより地面からの冷えを防ぐ。
③ 体の軸に対して横方向の傾斜がある場合には、地面側に織り込んだブルーシートの下側の
折り目を斜面上方に向ける。これにより雨の流入を食い止められる。
があげられます。これにより、悪天候の中でも体を守りながら睡眠を確保することが
出来ます。今回のビバークプログラムは天候に恵まれたので、以下に載せたような
多彩なスタイルでも熟睡することが可能でしたが、自然はいつも人間の都合にはあわせて
くれません。どんな状況下においても確実に自分の身を守れる技術を、学生につけてもらい
たいです。[ Go ]