2006年 3月 13日
ヒヨドリのセンダン呑み
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
先月(2月)4日のことです。利根川そばのお寺の入り口に生えたセンダンの樹で、ヒヨドリが食事をしていました。センダンの実の一気呑みです。
何年か前の屋久島実習で薄葉先生と永田-西部林道を歩きながら、この付近に多いセンダンの大木の話をしていた折、薄葉先生が「ヒヨドリはこの実を食うらしいよ」というので、「いくらなんでも喉を通らないんじゃないですか」という会話をしました。
そのまさに食事風景が展開されています。ヒヨドリも呑むのに苦労しているようで、少しずつくちばしの付け根のほうに送りつつ、やっとの思いで呑み込みました。その後頭の毛を逆立てているのは、大きな実が喉を通り過ぎているのでしょうかね。
これだけ大きな実を呑み込むには失敗も多く、ポロリポロリと口から落とし、地面には実が散乱していました。(Ku.Ma.)