(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
緋縅色をした蝶、いい表現ですね。
昔付けられた生物の名前には情緒の感じられるものが多いです。
ヒオドシチョウ、成虫で冬越しするチョウですから、冬を乗り切った貫禄ある姿をしています。
7月ころ出る新成虫は鮮やかな、まさに緋縅色です。
打って変わって裏面は、地味な模様。
この表裏のコントラストが天敵の鳥の目を欺くのでしょうね。
羽を閉じた写真を見ると足が4本しかありません。昆虫の足は6本と決まっていますが?。
実は前足の2本は足としての機能をなくし、感覚器的に使われるようになっているんですね。