2006年 5月 16日
バンブーライス
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
山で作業する人たちがバンブーライスをお弁当にしていました。節間の長いタケにもち米を入れてそのまま焼き炊いたもので、そのまま持ち運びます。残念なことにチャンスがなく食べられませんでした。
次のハンドバックは椰子の1枚の葉を編んで作ってあります。中身は果物。ランサというセンダン科のフルーツで、写真のとおり5つに分かれた房が入っており、味はグレープフルーツに似ています。皮から出る乳液がべたつくのがいやですが、なかなかおいしいです。
その下はサラカ椰子。爬虫類の皮膚を思わせる皮をむいて食べます。さっぱりした甘さでこれもおいしいです。タイにも導入され品種改良も進んでいるようでインドネシアのものよりおいしい品種が作出されています。皮は工芸品になったりします。
最後は椰子の葉にくるまれたサゴ椰子のデンプン。主食のひとつです。椰子は種類も多く、本当にいろいろに利用されています。(Ku.Ma.)