2012年 7月 26日
ハバチとチョウの幼虫の区別
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
そこで、今回は幼虫の写真をアップします
まずはチョウの幼虫から。これはナミアゲハの終齢幼虫です。胸脚はチョウに
なった時に脚になるので必ず3対(6本)あります。
で、お腹の脚は・・・4対ですね。お尻の先の方には1対の尾脚が必ずあります
お次はスズメガの幼虫です。こちらも基本的にはアゲハの幼虫と同じですね。
この腹脚の数はガの幼虫では数が少ない種もありますが(例えばシャクトリムシ)
チョウとガの幼虫はMAXで4対です
つづいてハバチの幼虫です。まず大きな眼が目立ち、とってもかわいいです。顔の
色が黒くなければ、このつぶらな眼だけで区別可能だと思いますが、腹脚に注目して
下さい。チョウやガと違ってたくさんありますね。必ず5対以上あるんです。
これがチョウやガの幼虫とハバチの幼虫の決定的な違いです。
野外でイモムシを見かけたら、腹脚の数に注目してください (吉)
東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp