2023年 3月 9日
ジンチョウゲの挿し木
学校のエントランスわきにあるジンチョウゲが、すっかり満開を迎え、
あたりに独特の甘い香りを漂わせています。
昨年5月に、樹木医補養成講座の実習で、この木を親木にして挿し木を行いました。
発根した苗を我が家で育てていたところ、
つい先日(3月5日)、親木から少し遅れて、花が咲きました。
まだ一輪だけですが、これから次々と花開いていくでしょう。
種から発芽させた場合、花を咲かせるまで育てるのに時間がかかりますが、
挿し木で苗を殖やすと、このように翌年には、花を楽しむことができます。
高さ10cmにも満たない可愛らしいサイズで、開花させることができるのも、挿し木という技術の面白いところです。
寄せ植えにした他の苗も、そろそろ開花しそうです。
明日は、卒業式。
旅立ちの季節を彩ってくれています。
(ふみ)