2007年 12月 7日
シモバシラ
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
昨日行った山梨県増穂の実習地内でシモバシラを見つけました。
正確に言うとシモバシラの氷華かな。
シソ科の多年草である「シモバシラ」は初冬の冷え込んだ朝、
茎の根もとの方に「霜柱」が出来るんです。
だからシモバシラという名前になったんだそうです。
増穂実習地は標高900メートル。この季節は十分に冷え込みます。
ちょっと期待して実習地をのぞいたら、・・・・ありました。
多年草で根は生きているので地中から水を吸い上げます。
でも地上部が氷点下なのでこんな氷の花になるんですね。
一度凍ると茎は壊れてしまうので、こんな大きく出来るのは年に1回だけだそうです。
ちなみにシソ科だったらこの氷にはミントの香りがあるかも、と思って口に含んでみました。
清涼感が一瞬吹き抜けたような・・・・・、
錯覚だったかもしれません。
最後のは焚き火後に生えたコケが凍ったところ。
こんなものが見られるところも、冬ならでは、ですね。