2006年 11月 4日
サバブシ
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
サバブシを抜きにして屋久島を語ることは出来ません(断言)。
前に、首を折って活け締めしたゴマサバ(首折れさば)を刺身で食べることをお伝えしました。
サバブシは、首折れでないゴマサバを使います。そしてサバブシには2種類あります。
ひとつはいわゆるサバブシで、手でむしって食べることが出来る程度の硬さです。
島内のスーパーや鮮魚店で1本(片身)200円前後(そのときの相場で)で購入できます。
サバブシと塩ラッキョウの組み合わせは抜群のコラボレーションで、
フランスの三ツ星レストランのシェフが「まいった」と言ったくらいです(未確認)。
屋久島の居酒屋、スナックのつき出しとしては定番メニューです。
もうひとつは「本枯れ節」。鰹節のようにカビ付けした本格的なものです。
一湊のサバブシ加工場は環境省の「かおり100選」に選ばれていて、時々いいかおりがします。
天気の良い日は一面に広げられて陽に当てられます。
そばの関東風だしには良く使われていて、隠れていい仕事をしているわけです。
4枚目は首折れのゴマサバです。