2011年 8月 30日
コムラサキ
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
タテハチョウのなかで見つけた時に「おっ」と思うランキングをつけると
結構上位にランクインするのがコムラサキです。ヤナギがあれば、街中でも
結構いる種ではありますが、それでも微妙に発色する紫色の翅は魅力的です。
近所の公園を歩いていると、意外とたくさんの昆虫を見かけるので、最近は
散歩が楽しみになってきました。残念ながら、この個体は翅もすれていて、
かなりくたびれていました。それでも高速で飛び回り、葉上で定位した姿は
凛々しく見えました。
周りをアカボシゴマダラがゆったりと飛翔している光景を見て、がっかり
しながら歩いていましたが、コムラサキに出会えて少し救われました。
外来種が蔓延り、在来種が衰退するニュースを至る所で耳にしますが、この
公園のコムラキやゴマダラチョウには、いつまでも元気に存続して欲しいと
思います (吉)
東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp/