2012年 5月 29日
キモかわいい?ハバチの幼虫
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
まずはコブシの木に大量についていたコブシハバチの幼虫です。こんな風に塊の状態で
コブシの枝や葉にいっぱいくっついていました。大きさも申し分のない状態に育って
いたので、ヒキガエル君のご馳走となりました
お次はバラの葉に群がるチュウレンジバチの幼虫です。2種類の幼虫のように見えますが
若齢幼虫の間は模様はなく、脱皮を繰りかえして終齢幼虫になるとまだら模様になります
ものすごい勢いで葉を食べるので、ハバチの幼虫は大害虫です。「つぶらな眼がかわいい」
という一部の意見も聞きますが、園芸を楽しんでいる人にとっては厄介者であることに
間違いありませんね
ちなみにチョウやガの幼虫とハバチ類の幼虫は、「腹脚」の数で区別できます。残念ながら
今回の写真では分かりませんね。すいません。今度、いい写真が撮れたら腹脚の違いを紹介
しようと思います(ちなみに腹脚は、成虫になっても脚にはなりません)。 (吉)
東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp
追記20120530
2枚目の写真の反り返っている幼虫の背中に見える白い点は、おそらくヤドリバエの卵です。
写真を撮ったときには気がつきませんでした (吉)