2006年 11月 1日
キセキレイ、奇跡の鳥
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
屋久島では留鳥とされるキセキレイですが、夏の間は山にいて、気温が下がると里に下りてきます。
ハクセキレイは冬鳥で、やはり気温が下がると島に渡ってきます。
屋久島全体でそういうかどうかわかりませんが一湊では、「この鳥が里に姿を現すと台風は上陸しない」
と言われています。
屋久島実習が始まる前日(10月1日)、女川で水浴びするキセキレイを見ました。
言い習わしどおり、今年10月、台風が発生しても屋久島を直撃することはありませんでした。
台風の来襲が多い屋久島では、奇跡的なことです。
九州南部に自生する「ササキビ」と言う植物は、屋久島では「オオカゼクサ」と言って、
葉についた折れ曲がりの筋の数でその年の台風の数を占います。今年は1本入っていました。
そのとおり台風の数は少なかったです。