(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
先日、多摩動物公園にビオトープ実習に行ったとき、
気になることがありました。
正門をくぐると、ショップの横にエノキが植えてあります。
その木の下を見ると、実をつけている枝が落ちていました。
写真は持ち帰ったものを、押し葉標本にしたもの。
んー、違和感があったのですよ。
みたときに。
枝をじーっと、眺めてみたのですよ。
離層ができてるよな。これ。
つーことは、「折れた」のでは無く、「落とした」んだな。
図鑑をみても、実付の枝を落とすと記載のあるものはない。
しかも、鳥が食べて運ぶので、鳥散布植物と書いてあるものもある。
果実は、干し柿に似た味がするらしい...
俺、食えね(私はカキが嫌い)。
ケヤキは、果実がついている枝を落とすという記載はある。
確かにこれは知っていた。
学生にもそんな話をした。
果実付の枝を、風で飛ばすようなことをするのは、
日本だとたぶんケヤキだけだと...
ヤヴェえ。
これと同じことが、エノキでも行われてんじゃねーの?
でも、あんな重そうな実、風で飛ぶか?
でも落としてるのは間違いないよな。
今まで何度もみてたのに、気がつかなかったよ。
ん゛あ゛~~~~~
わからん!
どーなってんだ!
だれか知らない!?
虫こぶついてた。
エノキハツノフシ(エノキカイガラキジラミによる)
(よ)
生き物の不思議、考えてみませんか?
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東京環境工科専門学校