2012年 2月 20日
エコロジカル・シンキング・ゲーム講習会に参加してきました
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
エコロジカル・シンキング・ゲーム(ETG)とは何かと言いますと、10×10マスに
仕切られたボードを河川環境に見立てて、そのなかで生産者のオギ、シロツメクサ、
一次消費者のコバネイナゴ、ヤマトシジミ、そして上位消費者のモズの個体数の
増減をシミュレートするボードゲームです
生態学や生き物の詳しい知識がなくてもゲームに参加でき、気がつけば様々な
生態学的事象を体験しているという、非常によく考えられたボードゲームでした。
個人的には、数ある環境教育のプログラムの中でも、かなり良い出来だと思います。
環境教育の授業はもちろん、生態学の授業の導入で使っても面白いと思います
教員(吉)を含め、大の大人が真剣にゲームに引き込まれていきました
ゲームの途中です。この場面はオギがほとんど優占してしまっています
こちらは一次消費者が増えまくった状態。この後は一気に群集構造が変化します。
そんな生態系のダイナミズムもうまく表現されていました
来年度、生態学の授業のどのタイミングで取り入れるか、現在思案中の教員(吉)
でした。 (吉)
東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp
エコロジカル・シンキング・ゲーム(ETG)に興味を持たれた方は、こちらへ
http://www.beansbee.com