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2012年 4月 18日

アースデイの影でひっそりと?

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

 
来る421()22()には、いよいよ代々木公園で「アースデイ東京2012」が開催されます。年を追う毎の盛況振りが際立つイベントですが、今年もやります東京環境工科専門学校。今年のテーマは“生物多様性“。学生有志も展示物の作成など最後の追い込みに入っています。38番のブースにぜひお立ち寄りください。くわしくは、また改めて、このブログで紹介されるはずです。
 
ところで、このアースデイと全く同じ日に、いささか(残念ながら)ひっそりと、と言う感じで行われるイベントがあります。広尾の「JICA地球ひろば」で開催される「第5回協力隊まつり」です。
様々な青年海外協力隊OB会が集まり、音楽やら途上国の食べ物やらを一緒に楽しみながら、協力隊時代に得た途上国での経験を広く日本の社会に還元したいと企画されている“まつり”です。対象はもちろん一般の皆様で,“協力隊OBの、協力隊OBによる、協力隊OBのためのまつり”ではないのですが、どうしても内輪のお祭のような印象をもたれるようで、来場者に恵まれるとはなかなか言えないのが現状です。今年こそは多くの方々に足を運んでいただきたいものです。アースデイで地球環境のことを考えた後は、ぜひ協力隊まつりで日本と世界のことをかんがえてみてください。
今年は第1回協力隊まつり以来ずっとまつりの会場であった地球ひろばで行われる最後のまつりでもあります。例の事業仕分けで、この夏にはひろばは国に返還されることになっています。協力隊事業はムダという判断ではないでしょうが、相変わらず世界がどうあろうと日本は日本だけでうまくやっていけるとでも思っているのかなと疑いたくなります。
 
 で、ここからは教員Sの、ちょうど2年前にもこのブログでお知らせした、課外活動のお話です。Sはザンビアやケニアの国立公園で働いた様々な職種(生態調査・環境教育・自動車整備・無線通信・建築設計など)の隊員OBの集まりである「ザンビア国立公園連絡会(Puku*の会)」の会員なのですが、この会が今年もひろば2Fセミナールーム201にブースを設置し、2122日の両日、現役の環境教育隊員のメッセージ、東日本大震災の現地で働く会員OB達のメッセージ、会員OB達の帰国後の仕事ぶりについての紹介パネルなどを展示します。22()13001500には3Fセミナールーム303号室で「環境教育隊員奮闘記」と題して、教員Sも勤務したケニア野生生物公社などで働いた環境教育隊員のプレゼンテーションを中心とした、アフリカの国立公園や保護区における環境教育・自然保護教育についてのセミナーも開催します。
 環境工科の卒業生には“環境教育”で協力隊に参加した卒業生が何人もいます。環境工科の現役学生諸君で、私もぜひ途上国で環境教育に挑んでみたいという人、たまたまこのブログを見て、途上国の保護区での環境教育や自然保護教育とは何ぞやと言う興味をもたれた方、居られましたら、ぜひご参加ください。もちろん無料です。
 
       「ザンビア国立公園連絡会」の別名となっているPuku(プクまたはプークー)ですが、これはザンビアを中心とした南部アフリカの一部地域でよく見られる、あまりスマートでないアンテロープの1種です。足が太くてやや短い、食べてもあまりおいしくはない動物で、我々にぴったりではないかということで、会の別名となっています。会員のF氏撮影によるPukuの写真も紹介しておきます。
 
 21日・22日は、ぜひ広尾のJI
CA
地球ひろば
アクセスに足をお運びください。お待ちしています。                         
  
教員(S)
 
 
                                       「第3回協力隊まつり」の様子 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                          Puku ♂       
 

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