2025年 4月 16日
はじめての野鳥観察
4月も中旬に入り、都内では春の生き物を観察する良い時期になってきました。新1年生の野外活動もいよいよスタートです。教室を飛び出して、学校近くの「猿江恩賜公園」で身近な植物と野鳥の観察会を実施しました。この記事では野鳥観察の基本を学ぶ学生の様子と、実際に猿江公園で観察できた鳥類をご紹介します。
観察会の冒頭で、野鳥の観察ポイントとして、姿・模様、鳴き声、そして大きさに着目すること、双眼鏡の使い方の説明を受けます。
次に「ものさし鳥」について説明がありました。「ものさし鳥」とは野鳥の大きさを大まかに判断する際の基準となる鳥たちのことで、小さい順にスズメ、ムクドリ、キジバト、ハシブトガラスの4種類です。
この日は風が強かったものの天気は良く、「ものさし鳥」の4種すべてが確認できました。
いずれも見慣れた鳥ばかりですが、学生たちは慣れない手つきで双眼鏡を使いながら、これらの種の大きさや特徴などをしっかり観察していました。
都会の公園ですが、2時間ほどの滞在で約15種が確認できました。写真が撮れた種だけご紹介します。
チョウ類(鳥ではなく蝶です)では、ナミアゲハの他にジャコウアゲハも確認できました。
都会の公園でも意外とたくさんの生き物を観察することが出来ます。天気の良い日は皆さんも公園に出かけてみて下さい。 (吉)